2013年8月24日土曜日

デザインプロジェクトにおける個人の貢献はどう評価されるべきか?

久々のブログですが,割とコントロヴァーシャルな事を書くかもしれません。

SDM研究科の看板科目,デザインプロジェクトについて。

本日,2泊3日のフィールドワークを終えて帰京いたしました。お土産の「カープかつ」がSDMピープルになかなか好評で,安心しました(笑)


さて。そんなデザインプロジェクト(通称Dプロ)。5月末から6月頭にかけてのチーム結成からかれこれ3か月ほど経ち,いよいよ最終発表まで1か月ほどとなり,佳境に差し掛かってまいりました。

幸い私は新卒学生で時間があることもあり,割とよく学校にいるほうです。あまり居場所等決めずウロウロしているので,他のグループのグループワークを覗いたり,ちょっぴり混ぜていただく事もあったりします。「あ,このグループ今日もいるなあ」みたいな光景はよくあったりしますし,メンバーの顔色を見ると進捗状況が察せられたりとかいう事も,たまーにあります。

因みに,私たちのグループは「いつやってるの?」と聞かれることもあるみたいですが,限られた時間でもメンバー全員集まってきちんとやってますよ(笑)


そんなDプロですが,グループによってかけてる時間もまちまちであれば,グループの中でも参加の度合いやモチベーション,仕事量に差があるところが出てきているようです。

もちろん個々人の都合はそれぞれなので,ある程度のばらつきは仕方ない。しかし,それがあまりにも極端になっているチームが幾つか見られるのは,傍から見ていてどうなのかなぁと思います。

当然チームを作る段階から「君たちの責任だよ」とグループ作りを学生側が任されたのが,今年度のDプロ。

なので各々自己責任という事になるし,グループ単位での最終発表が最も大きな評価対象となるのは当たり前なんですが,それにしてもあまりにもグループ内での仕事量が偏っている場合,これって授業的にはどう評価すべきなんだろう?という疑問が,率直に言って湧いてまいりました。チームにおけるフリーライダー問題は,組織論やモチベーション研究では避けて通れない課題です。Dプロもまた然り。

Dプロの難しいところは,他の授業とは明らかに違う存在であり,そうでありながらも授業であることもまた事実,ということ。

「SDMの看板科目」と先生方も事あるたびにブログなどで書いていらっしゃいます。一方で,その看板科目とて授業であり,評点がつく。そうして見たときに,授業時間外での貢献がうまく評価に反映されるシステムが無いと,あんまりな評価がなされるケースって出てくるんじゃないか…というのが,私の疑問であり,懸念なのです。

例えばとある授業では,グループ内での他己評価シートに各々がメンバーの貢献度を書き込み,それを評価の一部に盛り込む,という事をやっていました。ただ一概にDプロで相互評価が可能かというと,そうとは限りません。4か月のグループワークともなれば,相互評価において個人的な感情というノイズ(バイアス?)が介在する余地が増えてしまいます。


率直にいって私のグループは,仕事の分担やチームワークという点ではうまくいっているので,他のグループに干渉するようなことはしない方がいいのかもしれません。ただ,傍目から見てあんまりなケースが生じている場合,それを先生のところに報告しに行くように勧めることしか,周囲の学生ができることは無いのが現状です。

…と書いていて,一つ思い浮かびました(笑)

悪い人の評価を下げることというより,皆が「あの人はがんばっていた」と思う人を評価するシステムは如何でしょう。例えば最終発表後に,各自が「個人」において努力していたと思う人を5名だか10名だか挙げて,それを提出。集計して上位何名かには,何らかの評価をする,というもの。これとは少し違いますが,ある授業においては,優秀なスピーチを学生みんなの評価で決めた,というものがありました。

褒章を加点にするのか,あるいは上位得点者を開示して皆からの賞賛という形にするのかは要検討でしょうが,グループでのソリューションがピックアップされがちなDプロにおいて,個人の貢献というのがピックアップされる機会を設けてもいいのかな,と思いました。

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